印刷物を作るときに、印刷用語が分からないと感じたことはないでしょうか。
「なんとなく分かるけど、意味を理解しきれていない」といった状態だと思わぬところで
コミュニケーションのズレが起きてしまうといった事にもつながりかねません。
今回は、印刷物を作るステップで頻繁に出てくるラフ・Q数、pt数・原稿・色校正・トンボについてご紹介いたします。

 

①ラフ
ラフとはデザインの完成イメージを簡単に伝えるものです。
最初から完成度を高めて制作した場合どんなことが起こるでしょうか?
制作会社とお客様との間でイメージ通りの場合は問題ありませんが、イメージ通りには行かなかった場合、
初めから完成度の高いものをデザインしてしまうと、その作業や時間がムダになってしまいます。
こうしたことを避けるために、ラフ原稿を仕上げるわけです。
ただし、ラフはその人によって定義が違い、手書き人もいればイラストレータなどで簡単に仕上げる場合があります。

 

②級数(Q)、ポイント数(pt)
制作会社と打合せをし、文字の大きさ変更を指示すると「ではQ数を上げて(下げて)おきます」などと言われる場合があります。
これは昔あった写植文字の大きさ単位の名残で、1mmの1/4である0.25mmが1級とされており、
Qは1/4のquarterが由来となっています。
また、「ポイント数」も文字や図形のサイズを表す単位のことですが、こちらは1ポイントが約0.35mmとなっています。

 

③原稿
原稿というと「文章」などをイメージされる方が大半と思いますが、デザイン制作においての原稿というのは文章だけではなく、
写真や画像といったもの含みます。
印刷物作成で必要な素材のことを原稿と言うのです。

 

④色校正
制作したデザインデータと試し刷りの最終的な色を確認し、認識のズレをなくすチェックのことを色校正と呼びます。
その中でも特に、実際に印刷する機械や紙を使って試し刷りをしたものを本機校正(本紙校正)と言います。

 

⑤トンボ
カンプや校了紙、色校正紙には、その角と辺の中央に8つのマークがあり、
これをトンボと呼んでいます。
このトンボは印刷範囲や断裁ライン、加工の位置を示す目印です。
トンボがないと断裁する位置がわからなくなってしまうため、印刷上、必要なのです。

 

                                                                                                                                                                          

■デザイン・印刷のご相談なら…アド・コアに全てお任せ!
デザインから印刷・納品まで全て弊社にて承ります。
一貫してスムーズに行えるよう専任の営業スタッフがサポートします!

■デザイン・印刷のことならまずはご相談ください!
新聞折込チラシ・ポスティング・リーフレット・パンフレットなど
各種印刷物全般を取り扱っております。専任の営業スタッフがご提案させて頂きます。


お問い合わせは、

お電話 03-5952-8486まで!
または、
お問い合わせフォーム
よりお気軽にご相談ください。